神秘の食品、カスピ海ヨーグルト
カスピ海ヨーグルトは、1980年代、日本の大学教授がヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰り、人づてに広がっていった食品です。
その教授は牛乳に持ち帰ったカスピ海ヨーグルトの菌を入れて放置し作って自宅で食べていたそうですが、知人に分けてあげたところ、話題になって広がったそうです。
粘り気があって、自宅で手作りできる、不思議なヨーグルト。
一般的なヨーグルトに比べて酸味が少ないのも人気のひとつだそうです。
http://www.fujicco.net/caspia/
ヨーグルトと言えば乳酸菌ですが、普通の乳酸菌は実はほとんどは人間の胃の中で死んでしまうと言われています。
このカスピ海ヨーグルトには乳酸菌とクレモリス菌という菌が入っていて、このクレモリス菌は、生きたまま腸に届き、人間の体内の微生物のバランスをと整えてくれる働きがあるのだそうです。
黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地方。
昔はソビエト連邦共和国の一部でもありました。
全体的に山に囲まれた地方で、さまざまな言語や文化、宗教を持った民族集団が複雑に入り組んで暮らしている地域だそうです。
複雑でありながら、山に囲まれた立地が独特の文化を生み育て、そして山岳地域ならではの健康維持のためにこうした食品が生まれたのかもしれません。
日本でも山岳地法では味噌などの発酵食品が保存食でもあり健康食品でもあります。
カスピ海ヨーグルトは長い年月、広い世界に知られることなく、じっくりとその文化を熟成させられて人々の健康を救ってきたのでしょう。